maturimokei’s blog

俺たち妄想族

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

解釈変更 八と熊

八 熊さんよう。ちょっとわかんないことがあるんだ 熊 なんだい? 八 最近解釈の変更ってよく聞くんだけど、どういうこと? 熊 放送法が問題になってるな。放送法で定めた「政治的中立」が守られているかは、その局が放送する番組全体で判断するという長年の…

「羅生門論2」十五 尚学図書 昭和五一年(1976年)〜

尚学図書 昭和五一年(1976年)〜 尚学図書は昭和五一年から採録を始め、平成五年まで、その後四年途絶えて、平成十年から五年間採録する。 主題については、 「追いつめられた極限状況のもとで、人間が露呈するエゴイズムの心理を描こうとした作品であ…

「羅生門論2」十一 教育出版「現代国語一」 昭和四八年

教育出版「現代国語一」 昭和四八年(1973)~五十年 教育出版は昭和四八年に採録を始め、六三年まで続き、五年間休んだ後、平成六年から二五年まで連続で採録を続ける。 主題は 「「下人の心理の推移を主題とし、あわせて生きんが為に、各人各様に持た…

「羅生門論2」十二 第一学習社「高等学校現代国語一」 昭和四八年(1973年)

第一学習社「高等学校現代国語一」 昭和四八年(1973年)~五十年版 第一学習社は四八年から三年間、六年後の昭和五七年から平成二十五年まで連続で採録している。 「来年度から高校国語に新設される科目「現代の国語」用に、現行シェア三位以下の第一学…

「羅生門論2」十四 明治書院 昭和五一年(1976年)

明治書院 昭和五一年(1976年)〜五四年 明治書院の教科書は、既に昭和三二年版を取り上げた。日本で最初の「羅生門」採用の教科書であり、吉田精一氏が選んだ高校生のレポートと、氏の批評も掲載されたものだった。教科書図書館に指導書が保存されてい…

「羅生門論2」十三 光村図書出版 昭和五一年(1976)~五三年

光村図書出版 昭和五一年(1976)~五三年 光村は五七年から三年間、再度採用する。計六年間となる。これは他の会社と比較すると短い方になる。 主題として 「生きるためには盗人となるよりしかたがないと思いながら、その決心もつかずにいる下人が、死…