maturimokei’s blog

俺たち妄想族

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

小説ワリエワ

私には二つの選択肢があった。一つは音楽が鳴ってもリンクに立ち尽くすことである。しかし、それは同時に抗議の意味を含み、私の本意ではなかった。もう一つは転倒である。それは誰にも証明できずに目的を果たせる。私の目的は一つ。三位以内に入賞しないこ…

モスラの復活2

クチバシを作る。実はモスラをもう一体買ってしまった。確かモスラは双子だったはずだ。もう一体いてもいいだろう。こっちにはクチバシがついている。それをオス型にしてお湯溶けプラスチックでメス型を作る。本来はクチバシが開閉できるが通常はバネで閉ま…

ゴジラの復活6

1 電磁スイッチの製作 エナメル線が来た。噴煙装置を回路に繋ぐと、電圧か電流が落ち込み、回転が上がらない問題を解決するために、噴煙装置電源を別に設け、回路を通さず流すことにした。問題は、どうやってオンオフするかである。そこで、リモコンで電磁…

モスラの復活1

モスラが家に来た。私はジャンクゴジラの修復をポリシーにしてきた。モスラは所詮脇役だ。しかもマルイモスラの最大の売りは糸吐きであるが、糸缶はもはや製造されず、販売当時の糸缶は中で固まってるものが多いと聞く。糸を吐かないモスラはモスラじゃない…

ゴジラの復活5

1 気道の確保 背びれ下にある噴煙装置からのパイプは、最初、ゴジラの延髄付近に開けた穴から口内に繋がっていた。排気抵抗を少なくするためにできるだけパイプを曲げたくなかったのだ。しかし、外皮を被せると、外皮の重さもあり、手振りや首曲げ、咆哮の…

ここに、いる

作詞・作曲 maturimokei 窓の外見える 青い空 飛ぶ鳥鉛筆の音だけが 響く教室どこから解いたらいいか 少しもわからない何が大切なのか さっぱりわからないだけどそんな私にも わかることはあるそれはとてもあなたを 好きだってことあなたの声が聞きたくて 私…

暖房のリモコン

暖房の リモコン押したら テレビ点く

ゴジラの復活4

噴射器のコンパクト化のために、 1 元のバーベキューファンの、モーターを納めるための出っ張りのある方(写真手前)とは逆の、平な面(写真奥)を使う。ど真ん中に固定用の穴を開けないと羽が壁に接触してしまうので、穴開けは1mm以内の誤差に収まるよう…

ゴジラの復活3

みなさんありがとうございます。ゴジラの記事になってから、アクセス数が20倍くらい増えています。嬉しいので、ゴジラネタを続けます。 ゴジラのギアの種類 ギアボックスを開けると大抵はこんな感じです。 緑色は錆である緑青(ロクショウ)です。初めはカ…

ゴジラの復活2

噴射実験 手前が旧電源、奥が新電源と噴射器 1 手動と電動のそれぞれの美点 人間の欲望とは際限のないものです。ポンプによる手動噴射で完成としたのですが、噴射もラジコン化したいという欲望が抑えきれず、更なる深みにはまっています。手動は微妙な調節…

待つ便り

川柳第二弾 待つ便り 昔恋人 今接種券

となりなる物の怪

原 作 宮崎 駿 文語訳 maturimokei 昔女はらからありけり。名をばさつき、めいとなむいひける。母君あつければ、七国山に籠り給ひけり。家ひと、ひなに渡りてすまひ、父君宮づかへなれば、牛車にてかよひ給ひけり。 ひとひ、前栽にて、物の怪の、腹白き、ね…